https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/18/267970/
本書では、システム開発の各ライフサイクルでITアーキテクトのすべきこと(成果物)が、筆者の経験を基に解説されている。要件定義から運用・保守、システム再構築に渡って必要な成果物の作り方が例を交えて説明されているので、網羅的かつ具体的な内容となっている。
本書の元となった日経SYSTEMSの記事が2013年のものであることと、対象がエンタープライズシステムであることから、最近のWebシステムには必ずしも当てはまらないもの(ウォーターフォール開発や、RDBMS前提のデータモデルなど)もあるが、このようなシステムでは本書の成果物の一部のみ作成すれば十分な場合が多いため、十分参考にできる。